鳩摩羅什三蔵とクチャの仏教

  • 吉村 誠(駒澤大学教授)
講師詳細

 クチャは、タクラマカン砂漠の北方、天山山脈の南麓に位置する、シルクロードのオアシス都市です。この地は漢代の記録に亀茲国(きじこく)の名前で登場し、紀元後2世紀からは独自の王国が発展しました。クチャの王族は仏教を庇護し、鳩摩羅什(くまらじゅう)三蔵(4-5世紀)などの数多の名僧を輩出します。また、クチャ周辺にはキジル石窟・クムトラ石窟など多くの石窟寺院があり、砂漠の秘宝とも称される美しい壁画が遺されています。
 この講座では、鳩摩羅什三蔵の事蹟やクチャの遺跡を紹介しながら、タクラマカン沙漠に花開いたクチャの仏教を解説します。(講師記)

この講座は終了しました
日程
2019/7/13
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

吉村 誠(ヨシムラ マコト)
1969年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学教授。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)、訳書に『続高僧伝Ⅰ』(大蔵出版、2012年)、主な論文に「唯識の思想史的意義」(『新アジア仏教史7 中国Ⅱ 隋唐』、佼成出版社、2010年)、「中国唯識思想史の展開」(『シリーズ大乗仏教7 唯識と瑜伽行』、春秋社、2012年)などがある。