生命科学の思想と哲学
  • 教室・オンライン同時開催

  • 堀内 進之介(政治社会学者)
講師詳細

 超高齢社会を迎え、ますます多くの人が健康や延命のために生物医科学に恩恵に預かることになる一方、それにより植物状態や苦痛を伴う闘病に陥ることを恐れてもいる。だから、私たちは「自分で決める権利」を最重要だと考えがちだ。しかし、その考えは認知的・精神的な障害者を例外扱いしたり、障害のある胎児を堕胎する権利の根拠とされることもある。
 つまり、生物医科学の成果は、①人間のために何をするべきなのかと、②人間のどのような取り扱いが許されるのか、という2つの悩ましい問題を伴っている。そこで、本講義では、生物医科学にまつわるテーマ(人体強化、クローン、脳死判定、遺伝子改良、自死等々)を取り上げつつ、応用(生命)倫理学の基礎から学べるものとしたい。
 第三期では、医療に関わるいくつかの倫理的な問題を取り上げる。例えば、身体の機能不全を起こしている部分を工学的に補綴する―チップを神経系に埋め込む手術―や、生殖医療などである。このシリーズでは、そうした急成長中の医療分野を巡る現状と課題を扱う。(講師・記)

〈取り上げる予定の問題〉※変更する可能性もあります。予めご了承ください。
・脳や神経系へのチップの埋め込みの是非
・人間のクローンを巡る問題
・生殖医療を巡る問題
・そして、ES細胞の取り扱いを巡る問題


〈ご案内事項〉
・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者側のお名前や映像、音声は配信されません。
・本講座は受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
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・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、ezweb、SoftBankなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
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この講座は終了しました

注意事項

★講師都合により11/14は休講になりました。補講は12/26に行います。(10/12更新)
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・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2022/10/10, 10/24, 11/28, 12/12, 12/26
曜日・時間
第2週・第4週 月曜 19:00~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 
設備費(税込)
825円

講師詳細

堀内 進之介(ホリウチ シンノスケ)
1977年生まれ。博士(社会学)。専門は、政治社会学・応用倫理学。Screenless Media Lab. 所長、東京都立大学客員研究員ほか。単著に『データ管理は私たちを幸福にするか? 』(光文社新書、2022年)、『人工知能時代を〈善く生きる〉技術』(集英社新書、2018年)、『知と情意の政治学』(教育評論社)ほか、共著に『人生を危険にさらせ!』(幻冬舎)、『悪という希望‐「生そのもの」のための政治社会学』(教育評論社)ほか多数。翻訳書に『アメコミヒーローの倫理学』(パルコ出版、2019年)、『魂を統治する』(以文社、2016)がある。