雷がつくる反物質

  • 榎戸輝揚さん
  • 榎戸 輝揚(京都大学白眉センター特定准教授)
講師詳細

 雷や雷雲は、その極限的な環境のために科学探査が未だに難しく、宇宙や深海と並ぶ人類未踏の領域と言えます。これらの身近な自然現象から、今まで知られていなかった高エネルギー現象が見つかるようになってきました。一部の雷雲からは、高エネルギーの光、ガンマ線が地上に降り注ぐ場合があるようです。また、雷で発生する高エネルギーの光は大気とぶつかって原子核反応を起こし、電子の反粒子である陽電子を生み出すこともわかってきました。 日本海の沿岸に冬季に発生する雷雲は、格好の観測対象です。近年明らかになってきた雷や雷雲の隠された姿を、私たちの観測プロジェクトの体験とともにお伝えします。(講師記) 




お申し込み
日程
2019/12/14
曜日・時間
土曜 10:00~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 4,070円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

榎戸 輝揚(エノト テルアキ)
2010年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士(物理学)。2010-2012年スタンフォード大学・SLAC研究員(日本学術振興会 海外特別研究員)。2012-2015年NASAゴダード宇宙飛行センター研究員(日本学術振興会 特別研究員 SPD)。2015年4月より現職。 専門はX線観測を中心に中性子星やマグネターの観測的研究。