うまく歌える「からだ」の使い方

  • 川井 弘子(ソプラノ歌手・音楽教育家)
講師詳細

 「ソマ」という言葉を知っていますか。ソマ“Soma”とはギリシャ語の「からだ」で、自分が感じる、今の、「生きているからだ」を意味します。ソマティクス“Somatics”とは生きているからだを自分でどう感じるかという「気づき」の学問です。
 歌う人の楽器は「からだ」です。私自身が声楽を学んできた過程は、①ただレッスンを受講していた時期、②発声に疑問を抱き、混乱し、模索しても解決が見つからなかった時期、③「からだ」のことに意識が向かうことで、先に進めた時期の3つに大きく分かれます。
 この講座では、からだの様々な筋肉や骨、また歌う時によく注意を受ける”横隔膜”や”軟口蓋”などについても具体的に取り上げながら、歌う時に意識したほうがよいこと、意識しなくてよいことを実践を交えて明らかにします。声が出ない、苦しいなどのお悩みをもつみなさん、ソマスティクスの理解を深めて、自身の「歌う感覚」とラクな「発声」を身につけましょう。

<参考書>※必須ではございません。10階教材コーナーで販売しております。
「うまく歌える『からだ』のつかいかた」(川井弘子著・誠信書房)
「うまく歌える『からだ』のつかいかた 実践編」(川井弘子著・誠信書房)

この講座は終了しました
日程
2020/1/23
曜日・時間
木曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
持ち物など
・服装は特に問いません。体を動かす場合があります。
その他
教室は変わる場合があります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

川井 弘子(カワイ ヒロコ)
ドイツ・オランダ・アメリカに学んだソプラノ。演奏家であり、ティーチング・アーティスト。倉敷市出身、広島大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院修了。シュトゥットガルト音楽大学に学んだ後、オランダ政府給費留学生としてユトレヒト音楽院に学ぶ。
音楽家・音楽愛好家の演奏力向上を図るため、2001年から、「ボディ・マッピング」指導者として、"動きにおけるからだ"の情報を提供。その後、アレクサンダー・テクニークやボディ・マッピングにとどまらず、「“ソマティック”なアプローチから歌うことが、本来の発声を促す」ことを発見。2015年に、解剖学を取り入れながら、歌う側の視点からわかりやすく解説した「うまく歌える『からだ』のつかいかた~ソマティクスから導いた新声楽教本~」を発刊した。今までにない斬新で明解な新発声指導法は、多くの悩める歌い手たちの注目を集めている。