現代数学超入門 ベクトルとその応用 惑星の楕円軌道

  • 飯高 茂(学習院大学名誉教授)
講師詳細

 近世の西欧諸国の発展では、科学革命と産業革命が大きな役割を演じました。科学革命ではニュートンがリード。彼が創始した微積分は、惑星の軌道が楕円となることを証明したのです。ニュートンがプリンキピアで展開した惑星の運動理論は難解ですが、現在の人々のもつ教養の力をもってすれば、高校数学+αでも十分に理解できます。
 本講義では、ベクトルの復習から始め、微分、積分の定義を学習し、万有引力によって惑星の軌道が楕円になることを証明します。高校数学を忘れていてもわかるように配慮します。(講師・記)

〈スケジュール〉
第1回 ベクトル積行列式と平行6面体
第2回 ベクトル積のベクトル積
第3回 ベクトル積の複素数での応用
第4回 4元数とは何か
第5回 4元数とベクトル積

〈参考書〉飯高茂 『内積・外積・空間図形を通してベクトルを深く理解しよう (数学のかんどころ1)』 共立出版

お申し込み

注意事項

・教室のみでの開催です。総合パンフレットではオンライン開催との表記があるのでご注意ください(8/10)

日程
2020/10/2, 10/16, 11/6, 11/20, 12/4
曜日・時間
第1週・第3週 金曜 18:30~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 22,000円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

飯高 茂(イイタカ シゲル)
1942年千葉県生まれ。学習院大学理学部数学科教授を経て学習院大学名誉教授。「代数幾何学」のリーダーとして世界的に知られる数学者。日本数学会彌永賞、日本学士院賞を受賞、また、元日本数学会理事長(会長)、日本数学教育学会理事など多くの役職を歴任。主な著書は、『群論、これはおもしろい』、『環論、これはおもしろい』、『体論、これはおもしろい』(共立出版)、『パソコンで開く数の不思議世界』(岩波書店)、数学の研究をはじめようI,II,III,IV,V」(現代数学社 2016-18)ほか。