プルーストと絵画 ギュスターヴ・モロー編
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  • 荒原 邦博(東京外国語大学大学院准教授)
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 プルーストの『失われた時を求めて』には様々な画家や絵画が登場します。その中でも特に印象的なのが、フランス象徴主義を代表する画家ギュスターヴ・モローです。
 第一篇第二部「スワンの恋」では、スワンは恋人のオデットを男を破滅させるファム・ファタルとして思い描きますが、その時モローのサロメ図像の傑作《出現》が引き合いに出されます。その一方で、社交界の会話でゲルマント公爵夫人が取り上げるのは、やはりモローによる、芸術家を描いた《若者と死》です。これらの挿話は、プルーストによる多数の個人コレクションの鑑賞体験を元に書かれていますが、実際には当時の様々な美術批評を下敷きにしています。プルーストはこれらの挿話で本当は何を伝えたかったのか、そして絵の中の「宿命の女」と「若者」とは一体何なのか、当時の美術批評と一緒に小説を読むことで、その謎に迫ります。 (講師・記)

画像:ギュスターブ・モロー『出現』 The Apparition, 1876, oil on canvas, watercolor. Musée d'Orsay, Paris, From Wikimedia Commons,Public domain

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日程
2022/2/19
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円
設備費(税込)
-
その他
・内容を当初の予定「テーマ主義批評編」から「ギュスターヴ・モロー編」に変更しました。(1/7)

講師詳細

荒原 邦博(アラハラ クニヒロ)
1970年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。パリ第四大学博士課程DEA修了。東京大学で博士号(学術)取得。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門は近現代フランス文学、美術批評研究。著書に『プルースト、美術批評と横断線』(左右社、2013年)、共著書に『アンドレ・マルローと現代』(上智大学出版、2021年)、訳書に、ジュール・ヴェルヌ『蒸気で動く家』、『ハテラス船長の航海と冒険』(インスクリプト、2017年、2021年)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールⅠ・II』(共訳、幻戯書房、2021年)、などがある。