能をどう見るか 能「恋重荷」洗練を極めた恐怖劇

  • 村上 湛(明星大学教授)
講師詳細

 世阿弥の『三道』に「恋重荷、昔、綾の太鼓なり」とあるとおり、現行〈恋重荷〉は何段階かの変遷を経て決定版が作られましたが、近世の上演中絶によって劇的意図を達しない演出が固定化され、真価を問うのが難しい能として今に至っています。今秋、海外公演で披露されるこの傑作を改めて考察、戯曲の価値を再考したく思います。(講師・記)
          
第1回 講義:〈恋重荷〉の成立
第2回 講義:詞章精読〈恋重荷〉
第3回 講義:映像鑑賞・能〈恋重荷〉復古演出版

この講座は終了しました
日程
2019/4/4, 5/9, 6/20
曜日・時間
第2週 木曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円
持ち物など
【平成31年・鑑賞推薦舞台案内】 
梅若研能会6月公演 2019年6月20日(木) 14:00開演 観世能楽堂 
能〈恋重荷〉 シテ:梅若万三郎 ※これに先立ち、能1番、狂言1番を併演。 
★主催元に照会の上、切符は各自お求め下さい。 梅若研能会 電話:03-3466-3041  
その他
●4/4と6/20は10階2号室、5/9は10階1号室で行ないます。
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

村上 湛(ムラカミ タタウ)
明星大学教授。財団法人観世文庫評議員。演劇評論家。早稲田大学・大学院に学ぶ。文化庁芸術祭審査委員、芸術選奨選考審査員等を歴任。『日本経済新聞』能楽批評欄を担当。能の復曲・新演出・新作にも数多く携わる。著作に、『すぐわかる能の見どころ~物語と鑑賞139曲』(東京美術)、『村上湛演劇評論集~平成の能・狂言』(雄山閣・2019年5月1日刊行予定)、そのほか。