「解析概論」を読む 複素解析篇 オンライン講座
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  • 高瀬 正仁(元九州大学教授)
講師詳細

 高木貞治先生の著作『解析概論』(岩波書店)の初版は昭和13年(1938年)に刊行されました。83年前の微積分のテキストで、第2版、第3版と版を重ね、現在は『定本 解析概論』という書名になって読み継がれています。今も変らない深遠な魅力をたたえていますが、その魅力の源泉は随所に散りばめられている具体的な計算例に宿っています。それらは一般理論の安直な適用事例ではなく、逆に、それらのひとつひとつを検討することを通じて一般理論への道が開かれていくという属性を備えています。歴史的に重要な事例も多いです。
 本講座ではこの書物で出会う計算例をひとつひとつ検討していきますが、単にテキストをなぞるのではなく、なお一歩を掘り下げてみたいです。その際、実変数と複素変数を区別せず、つねに複素解析の視点に立つという姿勢を維持することを心がけます。
 6回の講座の内容と、それぞれに該当する『解析概論』の章は次のとおりです。 (講師・記)

≪スケジュール≫
第1回 1変数関数の微分法
『解析概論』
第2章「微分法」

第2回 1変数関数の積分法
『解析概論』
第3章「積分法」

第3回 数列と級数より
『解析概論』
第1章「基本的な概念」、第4章『無限級数 一様収束』、第6章「Fourier式展開」

第4回 複素変数関数論
『解析概論』
第5章「解析函数、とくに初等函数」

第5回 多変数関数の微分法
『解析概論』
第7章「微分法の続き(陰伏函数)」

第6回 多変数関数の積分法
『解析概論』
第8章「積分法(多変数)」


<オンライン講座 注意事項>
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日程
2021/10/11, 10/25, 11/8, 11/22, 12/13, 12/27
曜日・時間
月曜 18:30~20:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 一般 23,100円

講師詳細

高瀬 正仁(タカセ マサヒト)
1951年、渡良瀬川上流の山村、群馬県勢多郡東村(現在のみどり市東町)に生まれる。数学者、数学史家。専攻は多変数関数論と近代数学史。東京大学を経て九州大学大学院修士課程修了。元九州大学教授。歌誌「風日」同人。著作『評伝岡潔』三部作(「星の章」「花の章」は海鳴社、「虹の章」はみみずく舎)、『高木貞治とその時代』(東京大学出版会)など。訳書『ガウス整数論』(朝倉書店)、『オイラーの無限解析』、『オイラーの解析幾何』(海鳴社)、『ガウスの数学日記』(日本評論社)など。