初期仏教と大乗仏教

  • 馬場 紀寿(東京大学教授)
講師詳細

初期仏教と大乗仏教

仏教のはじまりの姿をたどろうと思うならば、古代インドに遡らなければならない。それは、発掘を通して古代の都市を復元するという作業に似ている。考古資料や写本をとおして、古代の思想や信仰を解明するという作業に基づくものである。我々が今日、抱いている「仏教」とか「大乗仏教」という固定観念をいったん振り払って、古代社会の文脈で仏典を読むならば、その思想は驚くほど新鮮な姿を見せてくれるだろう。本講義では、1日目に紀元前の仏教である「初期仏教」について論じ、2日目に初期仏教との関係に力点を置いて「大乗仏教」を論じたい。(講師・記)


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注意事項

日程が変わりました。4/3、4/17金曜⇒7/7、7/21 火曜15:30-18:45  ※曜日も変更。ご確認ください。

日程
2020/7/7, 7/21
曜日・時間
火曜 15:30~18:45
回数
2回
受講料(税込)
会員 13,200円 一般 17,600円
その他
●教室が変更する場合がございます。エレベーター付近の掲示板でご確認ください。

講師詳細

馬場 紀寿(ババ ノリヒサ)
1973年青森県生まれ。2006年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は、古代インド仏教および上座部仏教の思想と歴史。2009年南アジア学会賞、2011年日本印度学仏教学会賞、2016年パーリ学仏教文化学会賞(学術賞)、2017年東方学会賞(東方学会)を受賞。現在、東京大学准教授(東洋文化研究所)。著作:『上座部仏教の思想形成――ブッダからブッダゴーサへ』(春秋社、2008年)、『初期仏教 ブッダの思想をたどる』(岩波新書、2018年)、他論文多数。