「新約聖書」の中の「旧約聖書」 信仰の特質 信仰の特質
  • 教室開催

  • 守屋 彰夫(東京女子大学名誉教授)
講師詳細

 『新約聖書』には、イエスがキリスト・メシア・救世主であることを説得し、論証するために、当時のユダヤ人の信仰の書物が縦横に引用・使用されている。これらの書物はやがて『旧約聖書』に結晶していくが、「引用」される段階では、正典化されておらず、死海文書が示すように多種多様な本文が存在し、また、ギリシア語訳も複数が使用されていた。「引用」の仕方は文字通りの「引用」もあれば、著者の目的のために、元来の文脈に捉われずに自由に「使用」したり「暗示」する場合などがある。本講座では、それぞれの「引用」、「使用」、「暗示」を個々に検討し、「旧約聖書」と『新約聖書』の継承・発展・展開を具体的に辿り、「旧約聖書」と『新約聖書』の信仰の特質を鮮明にする。(講師・記)
 
【年間スケジュール】*状況によって変更することもございます。
春学期: 福音書の中の旧約聖書(1)
夏学期: 福音書の中の旧約聖書(2)
秋学期: パウロ書簡の中の旧約聖書
冬学期: その他の書の中の旧約聖書

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/10/19, 11/16, 12/7
曜日・時間
第3週 火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
その他
教室を変更することもございます。ご案内掲示を確認ください。教室により机の並びが異なることもございますのでご了承ください。

講師詳細

守屋 彰夫(モリヤ アキオ)
1946年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程(古典文献学)修了。ヒブル・ユニオン・カレッジ(Hebrew Union College)大学院修了、Ph.D.その後、ライデン大学(オランダ)、ノートル・ダム大学(アメリカ)、ハレ大学(ドイツ)、イェール大学などで研究に従事。現在、東京女子大学名誉教授。聖書の言語であるヘブライ語・アラム語や聖書周辺の様々な言語学的研究から、旧約聖書に新しい解読の光を投げかける。死海文書、サマリア五書、聖書外典・偽典の研究などの分野で論文多数。著書に、『古代世界におけるモーセ五書の伝承』(共編著、京都大学学術出版会)、訳業に、ゲザ・ヴェルメシ『解き明かされた死海文書』(青土社)など。