中央アジアの文化と美術 バクトリアの黄金遺宝
  • 教室・オンライン同時開催

  • 神とレオグリフィン
  • 有翼のアフロディーテ
  • 前田 たつひこ(平山郁夫シルクロード美術館学芸員)
講師詳細

 ヒンドゥクシュ山脈の南北に位置するガンダーラ(パキスタン北西部)や現在のアフガニスタンには、日本・中国に大きな影響を与えた仏教の重要な遺跡・遺物が数多く残されています。これまでの「ヒンドゥクシュの歴史と文化」講座は、3年をかけ、この地域の豊かな歴史と文化に光を当ててきました。
 4年目となる2022年度は、さらにインド、ウズベキスタン、タジキスタンへと対象地域を広げ、中央アジア仏教美術のルーツを探ってゆきます。仏陀像や菩薩像から、神像・動植物・怪獣・海獣までの図像的成り立ちを、中央アジアの文化と宗教を手掛かりに探っていきましょう。途中からの受講も大歓迎です。(講師・記)

〈今期のテーマ〉
バクトリアの黄金遺宝
アフガニスタン北西部、古代バクトリア西端の地ティリヤ・テペ(黄金の丘)遺跡で発見された遊牧民の6基の墓からは、アレクサンドロス以後バクトリアに王国を築き繫栄したギリシア人たちの遺品、オリエントや遊牧民の意匠、漢代中国の鏡、ローマ皇帝やパルティア系のコイン、有翼のアフロディーテ像など、多種多様な金銀遺宝が出土しています。これらの出土品を見ながら、この遊牧民をめぐる歴史的背景・文化的関係を見ていきます。

〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
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・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline001@asahiculture.com までご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。

この講座は終了しました

注意事項

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日程
2023/1/11, 2/8, 3/8
曜日・時間
第2週 水曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円
持ち物など
・プリントを配布します。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

前田 たつひこ(マエダ タツヒコ)
1954年生まれ。東海大学文学部卒業。平山郁夫シルクロード美術館学芸員。和光大学兼任講師。共著に『文明の道2ヘレニズムと仏教』(NHK出版)、『カラー版東洋美術史』(美術出版)、『世界美術大全集東洋編15中央アジア』(小学館)、『死と来世の神話学』(言叢社)、訳書にF. ティッソ『図説ガンダーラ』(東京美術)、A.フーシェ『ガンダーラ考古游記』(同朋舎)ほか、論文に「クシャーン王朝揺籃の地」、「スルフ・コタルの宗教について」など。