「アテネの学堂」の謎に迫る ラファエロ没後500年

  • 松浦 弘明(多摩美術大学教授)
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 ルネサンスを代表する画家ラファエロは1483年にウルビーノで生まれ、1520年にローマで夭逝しているので、2020年はラファエロの没後500年にあたります。この記念の年に、彼の代表作である《アテネの学堂》の謎を解き明かしていきたいと思います。
 本壁画はきわめて有名ですが、キリスト教会の最高権威者である教皇の部屋に、なぜ異教の神であるアポロンやアテナの像、さらにはプラトンやアリストテレスといった古代ギリシアの学者たちが描かれているのかは十分な説明がなされていません。
本講座では、こうした《アテネの学堂》に秘められた図像上の謎について、既存の学説に基づきながら、わかりやすく解説していきたいと思います。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2020/1/25
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円

講師詳細

松浦 弘明(マツウラ ヒロアキ)
東京芸術大学美術学部芸術学科卒。同大学院博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学美術史学科に留学。現在、多摩美術大学、東京芸術大学等で西洋美術史、イタリア語の講義を担当。元NHKラジオ講座講師。著書・訳書に、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版)、『イタリア・ルネサンス美術論』(共著、東京堂出版)、『彫刻の解剖学』(ありな書房)、『祭壇画の解体学』(ありな書房)、『マザッチョ』(東京書籍)、『ラファエロ』(共著、河出書房新社)など。