美しき近江の仏像
- 北 進一(群馬県立女子大学兼任講師)
日本各地には、美しいほとけがたくさん祀られています。もちろん奈良・京都の国宝の仏像の美しさはいうまでもありませんが、出雲や若狭、近江など都から離れた、いわゆる地方仏も独特の魅力を放っています。なかでも近江の仏像は、比叡山や園城寺(三井寺)など中央と結びついた仏教文化の影響を受けつつ、独特の美しさを見せています。
本講座は、近江の仏像を探り、その美の真髄を解説します。(講師・記)
1 滋賀・天満神社の天王像と近江の鉈彫像
2 滋賀・明寿院大黒天像の起源と美
3 滋賀・石馬寺の十一面観音像と大威徳明王像
4 滋賀・西教寺薬師如来立像と聖衆来迎寺十一面観音像
5 滋賀・葛川明王院千手・不動・毘沙門三尊像の美
6 滋賀・園城寺の新羅明神像と黄不動像の謎
- 日程
- 2019/10/14, 10/28, 11/11, 11/25, 12/9, 12/23
- 曜日・時間
- 月曜 15:30~17:00
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 19,800円 一般 23,760円
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 北 進一(キタ シンイチ)
- 1963年生まれ。中国・山東大学留学。アジア文化史専攻。美術研究センター講師、群馬県立女子大学兼任講師。著書に『アシュラブック 興福寺阿修羅像から東大寺不空羂索観音像へ』(美術出版社)、『ほとけを知る 仏像めぐりハンドブック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。共著に『カラー版 東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15 中央アジア』(小学館)、『中国世界遺産の旅3 四川・雲南・チベット』(講談社)ほか。