テーマで学ぶ平安時代史 平安京と都市生活

  • 木村 茂光(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

 今回の講座は平安時代を取り上げる。といっても教科書のように時間を追って講義するのではなく、平安時代を理解するうえで重要と思われる4つのテーマを選び、1テーマ3回で完結するよう構成した。
第1のテーマは歴史の舞台の平安京と、そこで暮らす都市民の様相を文学作品などを用いながらなるべく具体的に描く。
第2のテーマでは、一般的に「国風文化」といわれる平安時代の文化を支えた思想・精神や意識を取り上げ、現在へのつながりについても考える。
第3のテーマでは、平安時代が古代から中世への転換点であったことを政治形態や土地制度の視点から取り上げ、解説する。
第4テーマでは、最新の武士研究を踏まえて、武士の性格や武家政権が成立してくる過程について分かりやすく解き明かす。(講師・記)

<テーマで学ぶ平安時代史 1年のテーマ>
1)平安京と都市生活 ※2020年10月期
①平安遷都-千年の都の成立
②平安京の変貌と民衆生活
③「洛中」の成立

2)外交の変化と精神世界 (2021年1月期)
④遣唐使の中止と神国思想
⑤ケガレと御霊-平安京の精神構造
⑥国風文化と本朝意識

3)古代の終焉と中世社会の胎動 (2021年4月期)
⑦延喜新制と王朝国家
⑧院政の開始と特徴
⑨荘園公領制の確立

4)武士の発生と展開 (2021年7月期)
⑩平将門の乱の意義
⑪前九年・後三年合戦と奥州藤原氏
⑫武者の世に-保元・平治の乱

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/10/15, 11/19, 12/17
曜日・時間
第3週 木曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
持ち物など
当日、教室にて資料を配布いたします。
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

木村 茂光(キムラ シゲミツ)
1946年生まれ、大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京学芸大学名誉教授。専門は日本中世史、前近代農業史。主な著書・編著に、『日本古代中世畠作史の研究』(校倉書房)、『ハタケと日本人』(中公新書)、『「国風文化」の時代』(青木書店)、『初期鎌倉政権の政治史』(同成社)、『日本初期中世社会の研究』(校倉書房)、『日本中世百姓成立史論』(吉川弘文館)、『中世社会の成り立ち』(吉川弘文館)など、新著に『頼朝と街道-鎌倉政権の東国支配-』(吉川弘文館)、『歴史から読む『土佐日記』(編著、東京堂出版)がある。