精神分析は「文化」をどう理解するか 日本精神分析協会共催

  • 藤山 直樹(精神分析家)
  • 妙木 浩之(精神分析家)
講師詳細

精神分析は、ジクムント・フロイトによって約120年前に創始された、心の理解方法であり、理論であり、治療法です。重要な歴史的議論と運動の積み重ねを経て、現在に至るまでの間に、ヨーロッパ諸国・北米・南米諸国において大きな発展を遂げており、アジアの近隣諸国においても近年大きな発展を見るようになっています。
日本精神分析協会は、初代会長の古澤平作によって1955年に設立されました。パイオニアとして渡欧し、資格を取った矢部八重吉から数えるなら、85年以上の歴史を持つ国際精神分析協会の日本支部として、着実に歩みを進めて現在に至っています。
このたび、朝日カルチャーセンターと日本精神分析協会との共催で、初心者にもわかりやすい精神分析学の入門講座を開催いたします。精神分析家として日本の学界をけん引してきた、藤山直樹、妙木浩之の両氏が「文化」を切り口に精神分析とはどういうものか、その専門家は抑圧された思いを言葉としてどう汲み取るのか、初心者にもわかりやすく講義します。
ますます不安定を極める世界情勢、閉塞する社会環境において、人の心を取り扱うという難しい課題を日々引き受けている専門家の講義は、精神分析家を目指す方のみならず、広く一般の方にもお聞きいただきたい内容です。

【スケジュール】
藤山先生による講義「精神分析から見る江戸文化」45分
妙木先生による講義「自己愛の時代」45分
対談・質疑 30分

お申し込み

注意事項

当講座は、朝日カルチャーセンターと、日本精神分析協会との提携講座です。お申込に際して取得した個人情報は、朝日カルチャーセンターと日本精神分析協会が共有し、受講に関する連絡、および両者からのお知らせに使わせていただきます。

日程
2020/3/8
曜日・時間
日曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,850円 一般 3,850円
持ち物など
<各自ご用意ください>筆記用具

講師詳細

藤山 直樹(フジヤマ ナオキ)
1978年 東京大学医学部卒業、精神科医として研修開始。以後、帝京大学医学部助手、東京大学保健管理センター講師、日本女子大学人間社会学部教授を歴任。医学博士。1999年 神宮前に個人オフィスを開業。そのかたわら2001年より上智大学教授(総合人間学部心理学科、総合人間科学研究科心理学専攻)。日本精神分析協会正会員、訓練分析家。著書に『精神分析という営み― 生きた空間をもとめて ―』、『ナルシシズムの精神分析 狩野力八郎先生還暦記念論文集』(編著)、『集中講義・精神分析』上下巻、『続・精神分析という営み― 本物の時間をもとめて―』、『精神分析という語らい』(以上岩崎学術出版社)、『落語の国の精神分析』、『精神分析を語る』(共著)(以上みずず書房)他
妙木 浩之(ミョウキ ヒロユキ)
1982年上智大学文学部心理学科卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。北山研究所臨床心理士、佐賀医科大学助教授、久留米大学文学部助教授を経て、現在、東京国際大学人間社会学部教授。南青山心理相談室臨床心理士。専攻は心理学・精神分析学。著書に『父親崩壊』(1997)、『心理経済学 のすすめ』(1998)(以上、新書館)、『フロイト入門』(ちくま新書2014)、『精神分析における言葉の活用』(金剛出版2005)、『初回面接入門:心理力動フォーミュレー ション』(岩崎学術出版社2010)、『北山理論の発見』(編集、共著・創元社2015)ほか。