「荘子」の哲学を考える
  • オンライン講座

  • 中島隆博・著『荘子の哲学』(講談社学術文庫)
  • 中島 隆博(東京大学教授)
講師詳細

 『荘子』は古来より多くのインスピレーションを与え続けてきた書物です。それは、中国の北方にはない、南方の想像力が多く散りばめられ、興味深い様々な逸話とともに、わたしたちの根底を揺さぶるからだと思います。この講座では、中島隆博『荘子の哲学』(講談社学術文庫)を用いながら、『荘子』の哲学の現代的な意義を一緒に考えたいと思います。(講師・記)


【カリキュラム】※状況によっては変更することもございます。
4月期----------------------------------------------------
4月13日:概説
5月11日:『荘子』の言語思想
6月8日:道の聞き方
7月期----------------------------------------------------
7月13日:物化と斉同
8月3日:『荘子』と他者論

各自ご準備ください。テキスト:中島隆博・著『荘子の哲学』(講談社学術文庫)




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日程
2023/4/13, 5/11, 6/8
曜日・時間
第2週 木曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,550円
持ち物など
各自ご準備ください。テキスト:中島隆博・著『荘子の哲学』(講談社学術文庫)

講師詳細

中島 隆博(ナカジマ タカヒロ)
東京大学法学部卒業。同大学院人文科学研究科・中国哲学専攻修士課程修了、博士課程中途退学。専門は中国哲学と比較思想ですが、最近は中国の儒教復興運動を主に研究していました。著書は、『思想としての言語』(岩波書店)、『悪の哲学 中国哲学の想像力』(筑摩書房)、『共生のプラクシス 国家と宗教』(東京大学出版会)、『荘子 鶏となって時を告げよ』(岩波書店)、『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店)、『残響の中国哲学 言語と政治』(東京大学出版会)等。