イギリス思想の源流 J・S・ミルの世界

  • 坂本 達哉(早稲田大学教授)
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 今回は、19世紀イギリス思想の巨人にして、近代日本の思想にも大きな影響をあたえたJ.S.ミル(1806-1873)を取り上げます。ミルは、ヒュームの経験論哲学やスミスの経済学等の啓蒙思想を継承しながら、資本主義が確立し民主主義が台頭する新たな時代の諸問題と取り組みました。資本主義がもたらす貧富の格差、民主主義が生み出す「多数の専制」、日本が先進国最低と言われる女性の解放の問題等々、現代社会を取り囲むほとんどすべての問題が、ミルによって先駆的に提起され根本から論じられました。いまなお新鮮な魅力を放ち続けるミルの思想世界を探求します。 (講師・記)

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日程
2020/2/24
曜日・時間
月曜 15:00~18:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円
持ち物など
参考書:ミルの思想の背景については坂本達哉『社会思想の歴史-マキアヴェリからロールズまで』(名古屋大学出版会)がありますが、講義資料を配付しますので、とくにご持参頂く必要はありません。

その他
2コマ連続の講座です。途中で休憩があります。

講師詳細

坂本 達哉(サカモト タツヤ)
1979年、慶應義塾大学経済学部卒業。慶應義塾大学経済学部教授をへて、現在、早稲田大学政治経済学術院教授、慶應義塾大学名誉教授。専攻は社会思想史。グラスゴウ大学、ボストン大学、ケンブリッジ大学で在外研究。主要日本語著作に『ヒュームの文明社会』(創文社、1995年)、『ヒューム 希望の懐疑主義』(慶応義塾大学出版会、2011年)、『社会思想の歴史』(名古屋大学出版会、2014年)がある。