出雲の信仰世界に迫る

  • 鰐淵寺
  • 出雲大社
  • 島田 裕巳(宗教学者)
講師詳細

出雲は、宗教的に極めて興味深い地域である。それは、古社の代表である出雲大社が鎮座するからだ。現代の出雲大社は縁結びの神として知られるが、本来の信仰はそれに留まらない。全体が残る『出雲風土記』には、古事記や日本書紀とはまったく異なる神話が語られている。そして、出雲大社の周辺地域では、銅剣や銅鐸が数多く出土するなど、古代に文明が栄えていた証拠が見つかっている。出雲大社の祭祀を司る出雲国造は、神として崇められてきたが、その本来の場所は出雲大社よりも東の地域にある。しかも、国造だった千家尊福は、国造の職を辞した後、出雲の信仰が広がる埼玉や東京の知事をつとめた。出雲大社とは何か。出雲の国造とは何か。あるいは、出雲大社との関係が深い鍔淵寺の摩多羅神信仰も興味深い。現地の信仰世界をたどりながら、その謎に迫りたい。(講師記)
5/27 古代の出雲と国造
6/24 出雲大社と出雲国の重要寺社

お申し込み
日程
2020/5/27, 6/24
曜日・時間
第4週 水曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
持ち物など
受講券をご持参ください
その他
教室は変更になる場合があります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

島田 裕巳(シマダ ヒロミ)
1953年東京都生まれ。宗教学者、作家、東京女子大学非常勤講師。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。著書に、『戦後日本の宗教史』『八紘一宇』『葬式は、要らない』『靖国神社』『創価学会』『死に方の思想』『日本の10大新宗教』『神道はなぜ教えがないのか』『戦後日本の宗教史: 天皇制・祖先崇拝・新宗教』『「日本人の神」入門』ほか多数。