イタリアの先史時代
  • 教室開催

  • カノーザ出土のケルト人の兜(ベルリン・旧博物館)
  • エトルリア人の蔵骨器(ベルリン・旧博物館)
  • ヌラージ文化の青銅器(大英博物館)
  • 津本 英利(古代オリエント博物館研究員)
講師詳細

 「ローマは一日にして成らず」という言葉があります。その本意とは違いますが、ローマ帝国が成立する以前のイタリアにも長い歴史があります。紀元前753年とされるローマ市の成立以前にも、イタリア半島には多くの文化・文明が登場しては消えてゆきました。ほぼ文字のない時代だったため、その研究は考古学の独壇場となります。山地が多く、南北に長く1000㎞以上に及び、大きな島があり、北をアルプス山脈、その他の三方を海に囲まれたイタリアは、日本と同様に地域色の強い文化が育まれました。その一方で、海を越えた東方の文明地域(西アジア・ギリシャ)とも無縁ではありませんでした。
 この講座では、日本ではほとんど語られることのない、ローマ帝国成立以前のイタリアの歴史について、主に考古学を中心に解説します。(講師・記)

<スケジュール>

1/17:欧州最古級の人類遺跡(旧石器時代)
2/7:海を越えた農耕・牧畜の伝播と巨石文化(新石器・銅石器時代)
2/21:青銅器文化とヌラージ(青銅器時代)
3/7: ローマの先達エトルリア人(鉄器時代I)
3/21:ギリシャ人の入植と諸民族の興亡(鉄器時代II)


この講座は終了しました
日程
2022/1/17, 2/7, 2/21, 3/7, 3/21
曜日・時間
月曜 15:30~17:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 22,000円
設備費(税込)
825円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

津本 英利(ツモト ヒデトシ)
1970年岡山市生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。ドイツ・マールブルク大学先史・原史学科博士課程に留学。トルコ、シリア、イスラエルでの発掘調査に参加。現在、古代オリエント博物館主任研究員。専門は西アジアおよびヨーロッパの考古学。共著に『セルビアを知るための60章』(明石書店)、『聖書の世界を発掘する:聖書考古学の現在』(リトン)、『モノとヒトの新史料学:古代地中海世界と前近代メディア』(勉誠出版)がある。