ユース学生会員 スピノザ「エチカ」を読む

  • 江川 隆男(哲学者)
講師詳細

 本講座では、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの『エチカ』を丁寧に読んで解説していきます。『エチカ』は、最初から順番に読んでわかるものではありません。どこから読み始めても、同じ難解さに直面します。重要なことは、哲学上のスタイルなど関係なく、『エチカ』に内在しつつ、考えることです。本講座では、『エチカ』を構成するスピノザのそれぞれの言説が、あるいはその言表作用がいかなる哲学上の意義をもつのかを講義形式も取り入れて十全に展開したいと思っています。
 今月期は、第二部の非十全な認識あるいは非十全な実在性についての考察が中心になります(ただし、進度によって前後する場合があります)。こうした本質的問題を通して、現代哲学としての、人類にとってもっとも重要な書物としての『エチカ』の意義、その反道徳主義的な倫理学の画期的な思考を、なるべく分かりやすく提示するつもりです。奮ってご参加ください。また、途中からの参加の方も歓迎します。 (講師記) 

1 1月 11日 非十全な認識について
2 2月  8日 非十全な認識の必然性(Ⅰ)
3 7月 11日 非十全な認識の必然性(Ⅱ)※3/14の補講

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
申し訳ありませんが、こちらの講座はホームページからのお申し込みはできません。恐れ入りますが、当教室にお問い合わせください。

この講座は終了しました

注意事項

(5/14更新)6/13も休講、補講は7/11に行う予定です。
(4/22更新)5/2も休業の為、補講は6/13に行います。次回は7/11からの予定です。
(4/2更新)コロナウイルス対応による臨時休業の為4/11は休講、5/2に補講を行います。 4月期は5/9からスタート予定です。
●新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、3/14は休講、4/11に補講をおこないます。それに伴いまして4月期は5/2よりスタートいたします。
ユース学生会員は、朝日カルチャーセンターの会員で30歳未満の学生が対象です。入会金は、学生証のご提示で半額になります。講座のお申し込み時に毎回学生証を確認いたします。あらかじめお電話でご予約のうえ、窓口でお手続きください。

日程
2020/1/11, 2/8, 7/11
曜日・時間
第2週 土曜 18:00~19:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 4,950円 
持ち物など
<テキスト>スピノザ「エチカ」畠中尚志訳、岩波文庫、上・下巻:各自でご用意下さい。
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

江川 隆男(エガワ タカオ)
1958年東京生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。立教大学教授。博士(文学)。著書に、『存在と差異―ドゥルーズの超越論的経験論』(知泉書館)、『死の哲学』、『超人の倫理―〈哲学すること〉入門』、『アンチ・モラリア―〈器官なき身体〉の哲学』、『すべてはつねに別のものである』(以上、河出書房新社)、『スピノザ『エチカ』講義』(法政大学出版局)、訳書に、ドゥルーズ『ニーチェと哲学』、ドゥルーズ/パルネ『ディアローグ』(以上、河出文庫)、ブレイエ『初期ストア哲学における非物体的なものの理論』(月曜社)など。論文に、「分裂的総合について」、「脱地層化のエチカ」(以上、『思想』、岩波書店)、「気象とパトス―〈分裂分析的地図作成法〉の観点から」(『現代思想』、青土社)などがある