1日体験 連句入門
- 坂本 孝子(「緑華亭」宗匠)
- 鈴木 了斎(「猫蓑会」副会長)
連句(俳諧)は「座の文学」といわれ、複数の人によってひとつの作品を合作する文学です。わが国独自の詩の世界で、芭蕉によって高度の芸術性が与えられました。「冬の日・猿蓑」などに残る彼の作品は私どもの文化遺産で、近頃はこの「付け合い」の形式が海外からも高く評価されています。
この講座は芭蕉以来の伝統を守りながら、その詩情を現代に活かし、将来に伝えて頂きたいと願っています。昭和56年の講座開講以来、理論はテキストによって構成・法則などを解説し、実作はクラスの中に「座」を作り体験を重ねられるようにしております。「雅と俗」「虚と実」を併せたこの素晴らしい文学の世界に、皆様とご一緒しましょう。(講師・記)
注意事項
※開講日当日のお申し込みは、開始時間前までにWEBサイトからお願いいたします。
- 日程
- 2021/4/4
- 曜日・時間
- 日曜 10:00~12:00
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,410円 一般 3,410円
- 教材費(税込)
- 教材費 330円
- 設備費(税込)
- 165円
- 持ち物など
- 資料は当日教室にてコピーをお渡しします。
筆記用具、お持ちの方は歳時記をお持ちください。
- その他
- 教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 坂本 孝子(サカモト タカコ)
- 東京都生まれ。俳句を加藤楸邨に師事、81年朝日カルチャーセンターの東明雅連句教室に入門。95年立机、緑華亭を名のる。「猫蓑会」同人。
- 鈴木 了斎(スズキ リョウサイ)
- 東京都生まれ。連句では東明雅、式田和子に、俳句では倉田紘文、嶋田麻紀に師事。「猫蓑会」副会長、「猫蓑通信」編集長。日本連句協会理事。「麻」同人、俳人協会会員。国民文化祭連句部門その他で受賞歴多数。国民文化祭その他の全国イベントで連句募吟選者をつとめる。