【4月のみ】じっくり学ぶ現代物理学の基礎 場の量子論
  • 教室開催

  • 松浦 壮(慶応義塾大学教授)
講師詳細

 「ものは何からできているのだろう?」この素朴な疑問に対する現代物理学の答えが【量子場】です。このアイディアに到達したおかげで、我々人類は、素粒子の性質や物質のミクロな特性、更には、宇宙が生まれた直後に起きた出来事にまで理解が及ぶようになりました。
この一連の講座では、この魅力的な理論を理解するために、必要となる物理や数学を、板書を使ってゆっくりと、順を追って積み上げていきます。最終的な目標は、進度にも依りますが、素粒子物理学の到達点、素粒子標準模型に据えることにしましょう。 (講師・記)

〈4月のテーマ〉番号はシリーズ通し番号です。
第6回 量子場が従う力学 2023年4月
※この講座は、質問や議論を交えながら、参加者の理解度に合わせて進むペースを調整しますので、予定していた内容まで進まないこともあります。予めご了承下さい。

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■本講座は教室のみの開催です。オンラインでの同時配信はございませんが、講座終了後、「朝カルアーカイブ」にてオンデマンド配信を順次行っております。これまでの回を踏まえたうえでの講義になりますので、初めて受講される方はオンデマンド配信にて過去の講義を受講されてから参加されることをおすすめします。各テーマの下に記載のあるURLにて、オンデマンド視聴可能です。

<これまでのテーマと今後のテーマ予定>
※量子場を本質的に理解するために、数式をいとわずに、基礎から順を追って積み上げます。過去の回を朝カルアーカイブや講座で聴講の上ご視聴ください。質問や議論を交えながら、参加者の理解度に合わせて進むペースを調整しますので、予定していた内容まで進まないこともあります。予めご了承下さい。

第1回 量子状態の表し方 2022年6月収録
https://www.asahiculture.jp/archive/archives/science/1467/
第2回 相対性理論と量子の状態 〜対称性から言える事〜 2022年8月収録
https://www.asahiculture.jp/archive/archives/science/1588/
第3回 ローレンツ変換と1粒子状態  2022年10月収録
https://www.asahiculture.jp/archive/archives/science/1668/
第4回 量子場の導入 2022年12月収録
https://www.asahiculture.jp/archive/archives/science/1777/
第5回 量子場の構成 2023年2月 
第6回 量子場が従う力学 2023年4月
第7回 経路積分表示 2023年6月
第8回 量子的な電磁気学 2023年8月
※これ以降も継続予定

この講座は終了しました

注意事項

・前回までの講義の続きになります。これまでの講義は、朝カルアーカイブにてご視聴いただけます(有料)。ご覧の上ご参加ください。https://www.asahiculture.jp/archive/
・この講座は、質問や議論を交えながら、参加者の理解度に合わせて進むペースを調整しますので、予定していた内容まで進まないこともあります。予めご了承下さい。
・開講当日の窓口申し込みを承っておりません。WEBサイトでお手続きいただくか、開講一週間前までにお電話にてご予約のうえ、コンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。

日程
2023/4/9
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,710円 一般 8,910円
教材費(税込)
資料代 330円
設備費(税込)
165円
持ち物など
計算式など板書をしながら講義を進めます。ノート、鉛筆など筆記用具をお持ちください。
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

松浦 壮(マツウラ ソウ)
1974年生まれ。京都大学で理学の博士号を取得後、素粒子物理学者として日本、デンマーク、ポーランドの研究機関を渡り歩く。2009年から慶應義塾大学商学部。専任講師、准教授を経て現職。研究の傍ら人文科学専攻の学生に物理学を講義。合気道四段。主な著書に『宇宙を動かす力は何か―日常から観る物理の話―』(新潮社)、『時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体』(ブルーバックス)、『量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ』(ブルーバックス)など。