東西冷戦と「マルクス主義」 東西冷戦終結30年

  • 佐々木 隆治(立教大学准教授)
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 今年はベルリンの壁崩壊から30年にあたり、11月にはベルリンで記念イベントも予定されている。本講座では、この節目の時期にあらためて、20世紀を揺るがし東西冷戦構造を生み出すことになった「マルクス主義」について考えてみたい。「マルクス主義」は一つのイデオロギーとして未曾有の成功を収め、「社会主義体制」を構築するまでになりながら、壮大な失敗に終わった。「マルクス主義」は20世紀においてなぜ成功し、そしてなぜ失敗したのか。これらの問いを再考することは、経済が「長期停滞」に陥り、ポピュリズムが台頭するなか、米国や欧州で台頭しつつある新しい社会主義の今後を見据える上でも重要となるであろう。

第一回 「マルクス主義」とは何か――そのイデオロギー的特質
第二回 「マルクス主義」の成功と失敗――その実践的帰結
第三回 ポスト「マルクス主義」の社会主義運動

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日程
2019/11/8, 11/29, 12/13
曜日・時間
金曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円

講師詳細

佐々木 隆治(ササキ リュウジ)
1974年生まれ。研究テーマはカール・マルクスの経済理論及び社会思想。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、一橋大学博士(社会学)学位取得。2013年から現職。日本MEGA編集委員会編集委員。主な著書に『カール・マルクス: 「資本主義」と闘った社会思想家』(ちくま新書)、『マルクスの物象化論』(社会評論社)、共著に『マルクスとエコロジー:資本主義批判としての物質代謝論』(堀之内出版)など。