今に息づく江戸時代 江戸学入門
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  • 大石 学(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

「近代日本の出発点はどこにあるのか」。
教科書的・常識的には、「明治維新」ということになる。
この講義は、この考え方を根底から問い直すことをテーマとする。
私たちの身近な生活・文化・社会が形成されたのは、明治以降ではなく、むしろ江戸時代といえる。250年以上に及ぶ「平和」の達成、この間、武士が官僚化し、家族が形成され、今日に続く生活・文化・意識が確立し、地域の特色が生れてくる。日本型社会・システムの形成である。
そして、その基礎には、来日外国人も驚く列島規模での庶民の読み書き能力(リテラシー)の
向上があった。欧米文化の行き詰まりが見える今日、江戸時代を見直す意義は大きい。
本講座では、「首都」「官僚」「教育」をキーワードに考えることにしたい。

【予定】※講座の進み具合により、変更となる場合もございます。
第一回 モデル「喪失」と「創出」の時代・日本史の転換点
第二回 德川家康と江戸の「首都化」
第三回 西欧からのまなざし―江戸テクノロジー

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/10/23, 11/27, 12/25
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
大石 学 著『今に息づく江戸時代‐首都・官僚・教育』(吉川弘文館)2,420円(本体2,200円+税)
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4642084017 (※各自、書店又はインターネットでご購入ください)


テキストのほかに資料を配布して講義を進めていきます。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。


講師詳細

大石 学(オオイシ マナブ)
1953年東京都生まれ。東京学芸大学卒業、同大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課在単位取得。日本学術振興会研究員、同特別研究員。名城大学助教授などを経て現職。日本近世史専攻。NHK大河ドラマ「龍馬伝」「篤姫」、NHK土曜時代劇などの時代考証を担当。また映画「斬、」「るろうに剣心」の時代考証を担当。時代考証学会会長。古い形の時代考証を脱却し、制作者とともに作り上げる新しい時代考証をめざしている。