沖縄の戦後 本土との「溝」を考える

  • 平良好利
  • 平良 好利(獨協大学特任助手)
講師詳細

 「お互い別々に戦後の時を生きてきたんですね」。これは昨年8月に死去した前沖縄県知事の翁長雄志氏が、官房長官の菅義偉氏に発した言葉である。確かに、国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦を経験し、その後日本から分離されて米軍統治下に27年間も置かれ、しかも日本復帰後も広大な米軍基地が集中している沖縄は、本土とは別の戦後を歩んできたといえる。
 本講座では、この70年余にわたる沖縄の歴史を改めて振り返ることを通じて、沖縄と本土の関係がどのように変化してきたのかを考察する。基地問題や、沖縄と本土の政治空間の違いにも触れながら、現在の両者間の「溝」について考えてみたい。また、この「溝」をどのようにすれば克服できるのかも一緒に検討してみたい。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2019/8/19
曜日・時間
月曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

平良 好利(タイラ ヨシトシ)
獨協大学特任助手・法政大学兼任講師 
1972年沖縄県生まれ。法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(政治学)。
専門は日本政治外交史、沖縄現代史。著書に『戦後沖縄と米軍基地』(法政大学出版局)、『安全保障政策と戦後日本』(千倉書房、分担執筆)、『戦後日本の歴史認識』(東京大学出版会、分担執筆)、『対話 沖縄の戦後』(吉田書店、編著)。
沖縄を深堀り・論考するサイト「OKIRON」編集メンバー。