百舌鳥・古市古墳群が語るもの

  • 白石 太一郎(国立歴史民俗博物館名誉教授)
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 日本列島最大の前方後円墳である大仙陵古墳(現仁徳陵)、第2位の誉田御廟山古墳(現応神陵)を中心とする大阪府の百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録が内定したことは喜ばしい。この機会に両古墳群が持つ歴史遺産、人類共通の文化遺産としての価値について考えてみたい。とりわけそれは、4~5世紀のヤマト王権の実態や当時の東アジア世界の中での倭国の位置、その文明化のあり方、さらに東アジア世界の帝王墓の中での日本の王墓の特質やそれが物語るものなどについて貴重な示唆をわれわれに与えてくれよう。(講師記)

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日程
2019/11/16
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 一般 4,180円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

白石 太一郎(シライシ タイチロウ)
1938年、大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程満期退学。奈良県立橿原考古学研究所員、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学、奈良大学の教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長などを歴任、現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授。専門は考古学。古墳時代~飛鳥時代を中心に、考古学による日本古代史の解明をめざす。主な著書に『古墳と古墳群の研究』、『古墳と古墳時代の文化』(ともに塙書房)、『考古学からみた倭国』(青木書店)、『古墳とヤマト政権』(文春新書)、『考古学と古代史のあいだ』(ちくま学芸文庫)、『古墳からみた倭国の形成と展開』(敬文舎)ほか。