ホメロスを哲学する 西洋古典文学への招待

  • 樋笠 勝士(慶応義塾大学言語文化研究所所員)
講師詳細

「西洋古典文学」とは、古代ギリシャ・ローマ時代において、古典ギリシャ語や古典ラテン語で書かれ、学問や文化や教養の基礎として考えられてきた人類の知的遺産です。その分野は、韻文と散文の形式の下に、ホメロスの叙事詩から始まって、哲学、歴史、演劇、詩、弁論、科学、神話など多岐に及ぶ以上「文学」の概念もまた近現代と違って広く考えられています。
本講座では、すべての古典文学の原点となるホメロスを取り上げ、多角的に分析します。詩人、怒り、オノマトペ、魂、スピーチなどのテーマに加えて、新たに、神々、会議、戦闘、隠喩、夢、迷妄、嫉妬、計略、愛などのテーマについて、ホメロスのテキストから多様な視点を引き出し論じていきます。
なお、必ず古典ギリシャ語の原典にも触れます。語学未修の方でも分かるように、簡単な文法的説明を加えることで、言葉と文化が一体的であることも実感できるようにしていきます。
(講師・記) 

受付一時中止

注意事項

■新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、6/14は休講、7月期に振替え予定。既にお申し込み・ご予約頂いている方へは、追って葉書またはメールでご案内致しますのでご了承下さい。(下記日程はまだ仮です) 5/19記

日程
2020/9/13
曜日・時間
日曜 10:00~11:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

樋笠 勝士(ヒカサ カツシ)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程。専門は、西洋哲学・美学芸術学・記号論。現在、慶応大学言語文化研究所兼任所員。新プラトン主義協会会長。中世哲学会理事。美学会委員。論文に「ストア学派の記号論」、「アウグスティヌスにおける光の位相」、訳註に「シャンポーのギョーム『命題集』(『中世思想原典集成』7巻、平凡社)」、バウムガルテン『形而上学』(成城大学)など。