非対称の戦いへの歴史 アメリカの戦争と「戦争」なき世界
  • 教室・オンライン同時開催

  • 金井 光太朗(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

序:ウェストファリア体制とモンロー・ドクトリン
  ウェストファリア体制では戦争が紛争解決の手段に過ぎず、正否を決めることなく敵を滅ぼすものでもありません。それに対して、モンロー・ドクトリンによれば、アメリカ大陸は共和国の世界であり、人民の合意のより戦争によらず紛争を解決します。戦争となるのは秩序全体を脅かす存在を否定し殲滅するためです。アメリカ合衆国の戦争はイギリス帝国を否定し、「野蛮人」を民族浄化し、「欠格国家」メキシコから大陸領土を奪い、スペイン支配からキューバ独立を助けるものだと主張しました。さらに2度の世界大戦、冷戦も「自由と圧政」との体制選択であり、冷戦後も超大国アメリカがグローバルな体制をリードせんとするものでした。ウクライナ戦争も民主主義を守るとしてアメリカがリードして戦っています。本講座では、戦争の常識になっている市民の殺戮を伴う殲滅戦がアメリカの歴史経験を踏まえて形成されたことを見通します。(講師・記)

※本講座は10月20日より開始「アメリカの戦争と「戦争」なき世界」のイントロダクション講座です。

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日程
2022/10/6
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 
設備費(税込)
165円
持ち物など
・レジュメ(メール添付。オンライン受講者用)送付は、講座当日の朝になります。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

金井 光太朗(カナイ コウタロウ)
1953年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はアメリカ政治史。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶應義塾大学出版会)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。