美のイギリス王朝史 18世紀英国・風変わりな王様たち

  • 齊藤 貴子(早稲田大学講師)
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 四方を海に囲まれ、地理的にも心理的にもヨーロッパ大陸諸国から切り離されてきたイギリス。この国は己が島国性を逆手にとって、良くも悪くも独自の歴史を積み重ねてきました。望むと望まざるとそんな特殊な国家の矢面に立ち、肩に重くのしかかる指導者としての重圧と必死に闘い続けてきたのが、歴代の国王たちです。
 本講座では、同時代の年代記や美術工芸、また後世の肖像画や文学等の芸術作品をつうじて、11世紀ノルマン朝から現代のウィンザー朝にいたる歴代国王の公人としての顔はもちろん、ひとりの人間としての素顔を探ります。そうすることで、立場ゆえに実ることのなかった恋、裏切りや憎しみの果てに訪れた赦しと諦めなど、国王をはじめとする王侯貴族たちの美しくも哀しい人間模様を、鮮やかに浮かび上がらせます。     (講師・記) 2016年4月開講

この講座は終了しました
日程
2019/8/8, 8/29, 9/12
曜日・時間
木曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円

講師詳細

齊藤 貴子(サイトウ タカコ)
横浜市生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了。早稲田大学および同大学エクステンションセンター講師。上智大学大学院文学研究科講師。専門は近代イギリス文学・文化で、主として詩と美術の相関を研究。著書に『もう一度、人生がはじまる恋~愛と官能のイギリス文学~』(PHP新書)、『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『21世紀 イギリス文化を知る事典』(出口保夫、小林章夫と共編著、東京書籍)、『諷刺画で読む十八世紀イギリス~ホガースとその時代~』(小林章夫と共著、朝日選書)、『楽しいロンドンの美術館めぐり』(出口保夫と共著、講談社)。編訳書に『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『音読・暗唱 愛と夢の英詩集』(出口保夫と共訳、講談社プラスアルファ文庫)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP新書)