サンスクリット語原典で楽しむ バガヴァッド・ギーター 6/25

  • 渡邉 郁子(東洋大学講師)
講師詳細

インドでは、過去50年で230の言語が消滅し(870言語は現存)、現在は480余りの言語が話されているとされます(2013年調査、AFPBB News)。多様な民族・文化の伝統は、言語とともにあってこそ、知恵(知識)として継承されていきます。近代化によって、急速に変わりゆく現代インドの中で、医学、芸術、宗教などの伝統は、それでも泰然として生き続け、しかも、西欧を中心に現代人に大きな恩恵を与えつつあります。こうした文化・伝統を2500年来、論理体系において担ってきたのがサンスクリット語です。サンスクリットの世界から、インドの古典を覗いてみませんか。
 サンスクリットを学んでみたいがなかなか機会がないという方、サンスクリット的な感覚を文法観念を通じて知るだけで、多くの発見に出会うことでしょう。本講座は、サンスクリット文法学習不問の講座ですが、文法に興味のある方、文法をすでに学ばれた方にも十分に楽しんでいただけます。

本クラスでは、現代インドにおいて圧倒的な人気を保ち続けている聖典『バガヴァッド・ギーター』をサンスクリットの原文に基づいて講説します。原文のニュアンスを理解していただけるよう、サンスクリット独特の文法観念についての説明を交えながら、解説していきます。たとえば、「アートマン」「イーシュヴァラ」といった主要語については、原語義を丁寧に探りたいと思います。
(講師・記)

お申し込み

注意事項

※開講決定は、前の週の金曜16時頃の予定です。(前後する場合がございます)
※こちらは、各回毎に参加をされる方用です。3日間まとめてご参加される方は、上記URLの別のページでお申込みください。

日程
2019/6/25
曜日・時間
第4週 火曜 10:00~11:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,780円 一般 4,428円
持ち物など
<テキスト>プリントを教室で配布します。『バガヴァッド・ギーター』の日本語訳本、文法書をお持ちの方はご持参ください。(使用しない場合もあります)
・コピー代を実費でお支払していただくことがあります。(※恐れ入りますが、現金払いのみで承ります)。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

渡邉 郁子(ワタナベ ミヤコ)
1961年名古屋生まれ。東洋大学文学研究科博士後期課程満期退学(仏教学)。東洋大学非常勤講師。1988年より菅沼晃サンスクリット共同研究に参加。論文:「アプテ;サンスクリット文章論[Ⅰ]」(共訳)[Ⅱ]、[Ⅲ](『東洋学論叢』42,43、『東洋大学大学院紀要』26)、「『宝性論』における〈悟りの構造〉-正見と増益・損減をめぐって」(『印度学仏教学研究』49-2)など。翻訳書:『14人のダライ・ラマ――その生涯と思想』『ダライラマ 他者と共に生きる』(共訳)など。