日本の安全保障と米軍基地 日米安全保障史をたどる
  • 教室・オンライン同時開催

  • 川名晋史講師
  • 川名 晋史(東京工業大学准教授)
講師詳細

 日本と米国はなぜ「同盟」関係にあるのでしょうか。なぜ日本に米国の軍事基地があり、どうしてそれが沖縄に集中しているのでしょうか。米軍は本当に日本を防衛するために日本にいるのでしょうか。そもそも基地にいるのは米軍だけで、他国の軍隊はいないのでしょうか。本講義では戦後の日米安全保障史を紐解きながらこうした様々な疑問に答えていきます。そこから日米同盟とはなにか、基地問題とはなにか、そして今後の日本の安全保障政策はどうあるべきかについて、一緒に考えていきます。(講師・記)

1. 総論―世界のなかの日本
2. 占領と基地―忘れられた英連邦軍
3. 朝鮮戦争―日米安保と国連軍地位協定
4. 安保改定―何がどう変わったのか
5. 基地問題の転回―本土から沖縄へ

〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。
キャンセルの場合はasaculonline001@asahiculture.com までご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。

この講座は終了しました

注意事項

7月22日は、急きょ、講師はオンラインで登壇されることになりました。

・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2022/7/8, 7/22, 8/26, 9/9, 9/23
曜日・時間
金曜 19:00~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 22,000円
設備費(税込)
825円

講師詳細

川名 晋史(カワナ シンジ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(国際政治学)
1979年生まれ。日本学術会議連携会員、国立研究開発法人科学技術振興機構特任フェロー。
主著に、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房 2022年)、『世界の基地問題と沖縄』(明石書店 2022年)、『基地問題の国際比較―「沖縄」の相対化』(明石書店 2021年)、『基地の消長 1968-1973―日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序』(編著、勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)、『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、佐伯喜一賞)がある。