水戸学から観る幕末史 幕末維新の新視点
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  • 片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
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 幕末維新史は薩長土肥の側から語られがちです。しかし、たとえば吉野作造は、幕末の志士たちに最も多く読まれた書物は、吉田松陰等ではなく、水戸学者、会沢正志斎の『新論』であったと述べている、大老を暗殺し、国政は幕府の専断するところで朝廷や雄藩の介入を許さぬという定法を覆したのも、水戸の浪士である。尊皇思想や国防思想もペリー来航のはるか前に水戸学が用意していた。徳川慶喜は、水戸学を叩き込まれていたがゆえに、土壇場であっさり退いた。そう考えてゆけば、水戸を知らずして明治維新は分からぬと思っていただけるのではないでしょうか。そんなお話を致します。(講師・記)

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・本講座はZoomウェビナーを使用したオンライン講座です(講師はオンライン)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 asaculonline001@asaiculture.com までお問合せください。
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・受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2021/12/27
曜日・時間
月曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』(文庫化に際し『音楽放浪記 日本之巻』と改題)および『音盤博物誌』(同じく『音楽放浪記 世界之巻』と改題)で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』など。NHKFMで『クラシックの迷宮』で番組構成者兼出演者を務める。