ルネサンス美術への胎動

  • 松浦 弘明(多摩美術大学教授)
講師詳細

 聖地巡礼が盛んに行われた時代から100年ほどして、西欧ではフランスを中心に多くの教会が改築されていきました。これらの聖堂の外壁を飾る装飾は、その後のイタリア美術に大きな影響を与え、ルネサンス様式を生み出すひとつの要因を作り出していくのです。
 本講座ではまずフランスの巡礼路沿いに新たに建てられた12~13世紀の聖堂建築と外壁の装飾を概観し、その後、中部イタリアで始まる美術の新たな動向について追いかけていきます。そして最後にフィレンツェ洗礼堂のモザイク装飾において実現したビザンティン美術と西欧の聖堂装飾との見事な融合についてわかりやすく解説していこうと思います。(講師・記)

〈スケジュール〉
1 12~13世紀のフランスの聖堂建築
2 12~13世紀のフランスの聖堂装飾
3 13世紀の中部イタリアにおける十字架像
4 13世紀の中部イタリアにおける聖母子像
5 フィレンツェ洗礼堂モザイク装飾における問題点(1)
6 フィレンツェ洗礼堂モザイク装飾における問題点(2)

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

春学期(4月~6月)に予定していた講座は6月4日から開講いたします。日程を御確認ください。再開にあたり、マスク着用、座席の配置など感染予防策を講じてまいります。お客様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。
■新宿教室の休業にともない、4/16、4/30、5/7、5/21は休講いたします。補講等については決まり次第お知らせいたします。(※調整中のため、1/2は仮の日程です。)

日程
2020/6/4, 6/18, 7/2, 7/16, 7/30, 8/6
曜日・時間
第1・3 木曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

松浦 弘明(マツウラ ヒロアキ)
東京芸術大学美術学部芸術学科卒。同大学院博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学美術史学科に留学。現在、多摩美術大学、東京芸術大学等で西洋美術史、イタリア語の講義を担当。元NHKラジオ講座講師。著書・訳書に、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版)、『イタリア・ルネサンス美術論』(共著、東京堂出版)、『彫刻の解剖学』(ありな書房)、『祭壇画の解体学』(ありな書房)、『マザッチョ』(東京書籍)、『ラファエロ』(共著、河出書房新社)など。