【WEB割】シューマンとその時代・作品で辿る生涯 オンライン講座
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  • 西原 稔(桐朋学園大学教授)
講師詳細

 シューマンはロマン派の作曲家の中でもっとも親しまれている一人ですが、とても謎めいたところがあります。彼の作品には彼が愛した文学からの影響や、恋人クララとの関連などが複雑にまじりあっています。この講座ではこの謎に分け入っていきたいと思います。シューマンの創作は時期によって創作の傾向を大きく異なります。1830年代の創作はほとんどすべてがピアノ作品です。今回の講座では彼の初期のピアノ作品を取り上げます。あまり知られていない作品にも光を当ててまいりたいと思います。(講師・記)

[1830年代のピアノ作品 その1]
●10月1日  「アベッグ変奏曲」と「パピヨン」を中心に
 「アベッグ変奏曲」は彼が作品1を付した作品です。この作品はショパンやモシェレスの作品からの影響を強く受けており、ピアノと管弦楽の編成を意図していました。「パピヨン」はシューマンの個性をよく示している作品です。この作品から「謝肉祭」までが一つの作品群をなしています。

●10月15日 「パガニーニのカプリスによる練習曲」を「交響的練習曲」中心に
 若きシューマンの問題意識の一つに練習曲がありました。彼が深く研究したのがパガニーニです。普段、取り上げられることの極めて少ない2集の「パガニーニのカプリスによる練習曲」と「交響的練習曲」を取り上げます。彼は「ベートーヴェンの主題による練習曲形式の変奏曲」も作曲しており、未完のこの作品も取り上げたいと思います。

●11月5日  「6つの間奏曲」、「クララ・ヴィークの主題による即興曲集」、「トッカータ」を中心に
 シューマンは創作についてのさまざまな実験を行いました。それをよく示しているのが今回のテーマである作品です。バッハ研究を示しているのが「6つの間奏曲」です。「クララ・ヴィークの主題による即興曲集」では変奏曲の新しい創作法を模索します。「トッカータ」は練習曲の思想の展開です。そのほかソナタの試みである「アレグロ」も取り上げたいと思います。

●12月3日  「謝肉祭」
 それまでのさまざまな試行錯誤を経て作曲されたのが「謝肉祭」です。この作品を作曲する前に「シューベルトの主題による変奏曲」を作曲しており、その最初の部分を「謝肉祭」の「前口上」に借用しました。この回では謝肉祭の構成とシューベルトとの関連、引用などについて取り上げてまいります。

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日程
2021/10/1, 10/15, 11/5, 12/3
曜日・時間
第3週・第1週 金曜 15:30~17:00
回数
4回
受講料(税込)
会員 12,012円 一般 15,972円
設備費(税込)
660円
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講師詳細

西原 稔(ニシハラ ミノル)
山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士過程満期退学。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。18、19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻。「音楽家の社会史」、「聖なるイメージの音楽」(以上、音楽之友社)、「ピアノの誕生」(講談社)、「楽聖ベートーヴェンの誕生」(平凡社)などの著書のほかに、共著・共編で「ベートーヴェン事典」(東京書籍)、監訳・共訳で「オペラ事典」、「ベートーヴェン事典」(平凡社)などがある。現在、シューマンとブラームスに関する著作に取り組んでいる。