アメリカ・中東の関係史
  • 教室・オンライン同時開催

  • 臼杵 陽(日本女子大学教授)
講師詳細

 2001年の9・11事件後、米国はアフガニスタンとイラクで戦争を行ない、2021年8月末にアフガンから最終的に撤退した。9・11事件後、米国の「対テロ戦争」は、大英帝国の没落の端緒となった19世紀末の南アフリカでのボーア戦争を想起させる。「アメリカの平和」の終焉を目撃している現在、本講座ではユダヤ人国家イスラエルに焦点を当てながら米国と中東との歴史的関係を読み直す。まず、19世紀から今日に至るまでの両者の関係を概観した上で、米国の凋落の遠因となった1979年のイラン・イスラーム革命を考える。(講師・記)

◆今期予定カリキュラム
1)「アラブの春」とその後―ブッシュ政権からオバマ政権へ
2)「新しいイスラエル」としてのアメリカと聖地エルサレム
3)第二次世界大戦時におけるホロコーストとアメリカ

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・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
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日程
2023/1/13, 2/10, 3/10
曜日・時間
金曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

臼杵 陽(ウスキ アキラ)
1956年生まれ。専門は現代中東政治史。東京外国語大学卒。東京大学大学院国際関係論博士課程修了。京都大学博士。在ヨルダン日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員、国立民族博物館教授を経て、現在、日本女子大学文学部史学科教授、日本女子大学図書館長。著書に『見えざるユダヤ人』(平凡社)、『中東和平への道』(山川出版社)、『イスラムの近代を読みなおす』(毎日新聞社)、『原理主義』、『世界化するパレスチナ/イスラエル紛争』、『イスラエル』(以上、岩波書店)、『イスラームは何故敵とされたか』、『大川周明』(青土社)、『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)、『中東の世界史』(作品社)などがある。