ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

  • 山崎 太郎(東京工業大学教授)
講師詳細

 19世紀ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーの主要作品中、唯一の喜劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》は民衆文化が栄えた16世紀のドイツの町を舞台に等身大の市井の人々が登場し、コミカルな人間模様を繰り広げる一方で、芸術と人生および共同体の在り方をめぐる哲学的な考察が張り巡らされてもいます。さらにはナチスによって愛国心昂揚のために利用された受容史も含め、現代社会にもつながるさまざまな問題を孕んでおり、その側面からもさまざまな解釈の可能性を持つ作品でもあります。
 今回の講義では、音源や映像も使いながら、ドラマと音楽の両面から作品に迫りつつ、その内実と魅力を徹底的に解説します。 (講師・記)

〈スケジュール〉
第1回 《マイスタージンガー》第1幕 
第2回 《マイスタージンガー》第2幕 
第3回 《マイスタージンガー》第3幕前半 
第4回 《マイスタージンガー》第3幕後半 
第5回 《マイスタージンガー》受容史とさまざまな演出

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注意事項

春学期(4月~6月)に予定していた講座は9月に開講いたします。日程を御確認ください。再開にあたり、マスク着用、座席の配置など感染予防策を講じてまいります。お客様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。(5/25更新)

日程
2020/9/1, 9/8, 9/15, 9/22, 9/29
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 
その他
日程を御確認ください。

講師詳細

山崎 太郎(ヤマザキ タロウ)
1961年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専門はドイツ文学およびドイツのオペラ。特に長年、リヒャルト・ワーグナーの楽劇を主な研究対象として、テクスト解読・上演史と演出分析・書簡研究などさまざまな方向からアプローチを重ねている。主な著書に 『《ニーベルングの指環》教養講座』(アルテスパブリッシング)、訳書に『ヴァーグナー大事典』(監修・共訳、平凡社)など。日本ワーグナー協会理事。