「デカメロン」と「パリの住人の日記」を読む

  • 宮下志朗さん
  • 宮下 志朗(東京大学名誉教授)
講師詳細

疫病がなかなか収まりませんが、「疫」という字の内側(専門用語では「音符」)は、「人を使って苦しませる」意味だと漢和辞典にあります。人類は傲慢さの罰に苦しめられているのでしょうか?ヨーロッパ中世もペストという疫病に苦しみました。ボッカッチョ『デカメロン』(14世紀半ば)と『パリの住人の日記』(15世紀前半)に、疫病がいかに描かれているのか読んでみます。
前者は「艶笑譚」などと形容されますが、ボッカッチョは人文主義者です。このあたりの誤解も解きたいと思っています。プリントを配布します。(講師・記)※フランス語の学習経験不問。

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日程
2020/10/3
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,740円 一般 4,840円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

宮下 志朗(ミヤシタ シロウ)
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在は放送大学客員教授、東京大学名誉教授。専門はルネサンス文学、書物の文化史。1990年『本の都市リヨン』で、第17回大佛次郎賞(朝日新聞社)受賞。 2012年にはラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』の新訳(ちくま文庫、全5巻)を完結させ、2013年度の第64回読売文学賞研究・翻訳賞、ならびに第18回日仏翻訳文学賞(小西財団)を受賞。2016年にモンテーニュ『エセー』(白水社、全7巻)も完結させた。他に訳書としてミシェル・トゥルニエ『イデーの鏡』(白水社)など。