コートールドの音楽コレクション コートールド美術館展 魅惑の印象派と音楽

  • 小町 碧(ヴァイオリニスト)
講師詳細

 英国の実業家、サミュエル・コートールド(1876−1947)は、アート・コレクターとして数多くの印象派・ポスト印象派の作品を収集し、偉大なコレクションを形成しましたが、同時に音楽のパトロンとしても、重要な役割を果たしました。妻エリザベスとの様々な音楽支援活動は、20世紀前半の英国の音楽界を一変させるほどの革命を起こしたといっても過言ではありません。
 今秋来日、コートールド美術館のコレクションには、英国の作曲家フレデリック・ディーリアスが最初の所有者であったゴーガンの「ネヴァーモア」、フランスの作曲家エマニュエル・シャブリエが所有したマネの「フォリー=ベルジェールのバー」など、作曲家と関わりが深い作品が並びます。本講座では、これ等の作品の背景にある作曲家と画家の交流に触れながら、コートールド夫妻が築き上げた音楽レガシーをたどります。 (講師・記)

〈演奏予定曲目〉※いずれも無伴奏。変更する可能性もございます。予めご了承ください。
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ より第2楽章(抜粋)
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ より第2楽章(抜粋)
グリーグ:ソルヴェイグの歌 (抜粋)
※その他、CD音源からシャブリエ、ドビュッシー、ウォルトン、ディーリアス、ヴォーン・ウィリアムズの作品も取り上げる予定です。

〈コートールド美術館展情報〉
2019年9月10日(火)~12月15日(日) 東京都美術館
https://courtauld.jp/

画像:エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》1882年 油彩、カンヴァス 96×130cm コートールド美術館 © Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

この講座は終了しました
日程
2019/9/16
曜日・時間
月曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,456円 一般 4,104円
その他
※夏学期パンフレットに記載のない緊急講座です。

講師詳細

小町 碧(コマチ ミドリ)
ロンドン在住。ヴァイオリニスト、翻訳家、作曲家。英国音楽のスペシャリストとして、テレビ、ラジオ出演など、多方面で活躍中。12歳でハワード・グリフィス指揮・チューリッヒ室内管弦楽団と共にデビュー。以来、世界各地で演奏。オリジナルな視点と研究に基づくコンサート・シリーズは話題を呼び、コートールド美術館の協賛を得て「ディーリアスとゴーガン」を開催。英国ディーリアス協会より表彰される。訳書にE.フェンビー『ソング・オブ・サマー ~真実のディーリアス』(アルテスパブリッシング)。現在、British Airways機内番組プレゼンター。カナダ・クィーンズ大学非常勤講師。