ドレスデンとアウグスト強王 旅するように学ぶ

  • マイセン焼きのアウグスト強王
  • ドレスデン城
  • ゼンパーオーパー
  • 沖島 博美(旅行作家)
講師詳細

 ヨーロッパでは18世紀初頭まで白磁器を生産できませんでした。磁気コレクターだったザクセン選帝侯国のアウグスト強王は、錬金術師を雇って白磁器の製造法を研究させ、1709年にヨーロッパで初めて白磁器の製造に成功しました。翌年からマイセン城で生産が始まり、世界で最も有名で高価なマイセン磁器が誕生したのです。エルベ河畔の古都マイセンには今も本社と工場があり、博物館で製造過程を見学できます。アウグスト強王はツヴィンガー宮殿を建てるなど、宮廷のあるドレスデンをバロックの町に仕上げました。高価なものや珍しいものが好きだった彼は多くの貴重な財宝を集め、王侯貴族に披露していました。それらの部屋が「緑の丸天井」と呼ばれるドレスデン城の財宝室です。
 また、強王は大変な女性好きで公妾が11人もいました。その中で最も寵愛されていたのがコーゼル伯爵夫人です。コーゼルは政治にも関与して力を振るいましたが、ポーランド王になった強王がポーランド人の妾を得ると失脚し、幽閉されてしまいました。
 多くの偉業を成し遂げ、多くのエピソードを残したアウグスト強王とドレスデンやマイセンの町を写真と共に紹介します。音楽ファンの方はゼンパーオーパーも見逃せません。 (講師記)


*オンライン講座になる可能性あり。

お申し込み
日程
2020/12/12
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,740円 一般 4,840円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

沖島 博美(オキシマ ヒロミ)
1983年より書籍や雑誌その他でドイツ語圏の民俗、歴史、文化を紹介し続けている。主な著書は『プラハ歴史散歩』、『チェコ歴史散歩』以上日経BP社、『プラハ旅物語』、『北ドイツ=海の街の物語』以上東京書籍、『プラハ迷宮の散歩道』、『グリム童話で旅するドイツ・メルヘン街道』、『地球の歩き方/ベルリンと北ドイツ』以上ダイアモンド・ビッグ社、『わがまま歩き/ウィーン・ブダペスト・プラハ』実業之日本社、『ドイツ・クリスマスマーケット案内』『皇妃エリザベートを巡る旅』以上河出書房新社、その他多数。