「徒然草」20講

  • 伊東 玉美(白百合女子大学教授)
講師詳細

 「一人、燈火の下に文を広げて」(第13段)楽しむのではなく、指南役のコメントと共に徒然草を読むとはどういうことなのかをご紹介します。その段を読む際、研究者なら一言言わずにはいられない箇所―人物・背景・解釈の岐れ道、文の息継ぎ・類例との違いなどについて要点を説明し、時には作品外の例も挙げながら、徒然草の世界をご案内します。皆さんがお持ちのイメージを広げるお手伝いをしながら、1回平均十数話ずつ、どんどん読み進めます。(講師・記)

2018年1月開講。2年くらいかけて読み進めます。

【今期(2019年7~9月)の読みどころ】
兼好の筆はいよいよ自在になり、処世訓あり、故実譚あり、奇譚ありとバラエティーに富んだ話題が繰り広げられます。世の中ではタイミングこそ大切だと語り出しながら、人生の大事はほとんどタイミングを待ってくれない、それは何故かというと、とハイピッチで展開する百五十五段、大家と謳われた人が「今は忘れにけり」と言えることの価値を述べる百六十八段、謎の多い小野小町について語る百七十三段など、名編を味わっていきましょう。


※進度によって変更することもあります。予めご了承ください。

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この講座は終了しました
日程
2019/7/15, 8/19, 9/16
曜日・時間
第3週 月曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 
持ち物など
<テキスト>「徒然草」(ちくま学芸文庫)がおすすめです。
その他
・日程にご注意ください。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

伊東 玉美(イトウ タマミ)
1961年、神奈川県出身。東京大学文学部国語国文学科卒業。同大学院博士課程修了。博士(文学)。白百合女子大学教授。中世文学専攻。著書に『院政期説話集の研究』(武蔵野書院)、『新注古事談』(責任編集・笠間書院)、『新版発心集』(浅見和彦と共訳・KADOKAWA)など。2016年4月から1年間、NHKラジオ「古典講読」の講師として『宇治拾遺物語』全197話を担当、講読した。