陰謀の日本中世史 尊氏と義満

  • 呉座 勇一(国際日本文化研究センター助教)
講師詳細

 歴史の結果を知る私たちは、最終的な勝者が全てを予測して陰謀を計画し、思惑通りに事態が推移したと考えがちです。この発想を推し進めると、「本能寺の変の黒幕は豊臣秀吉だ」といった珍妙な陰謀論に陥ってしまいます。陰謀論に惑わされず、歴史を正しく読み解く方法を、具体的な事例に基づき解説します。
 1コマ目では足利尊氏の「逆賊」イメージを再考し、2コマ目では足利義満が王権簒奪(天皇家乗っ取り)を計画していたという陰謀論を再検証します。(講師・記)

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日程
2019/4/30
曜日・時間
火曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

呉座 勇一(ゴザ ユウイチ)
1980年東京生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程から国際日本文化研究センター客員准教授などを経て、現在、同センター助教。博士(文学)。専攻は日本中世史。著書に『一揆の原理』(ちくま学芸文庫)、『戦争の日本中世史』(新潮選書・角川財団学芸賞)、『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)、『応仁の乱』(中公新書)、『陰謀の日本中世史』(角川新書)など。