宝塚歌劇を語る
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  • 石井啓夫先生
  • 石井 啓夫(演劇コラムニスト)
講師詳細

 歌舞伎と並んで日本文化に独特の花を咲かせる「宝塚歌劇」の人気の秘密を探ります。女性だけで演じられるミュージカル、レヴュー舞台の約束事、作品論、作・演出家論、男役・娘役に分かれるタカラジェンヌと呼ばれるスターの演技法など、東京公演中の作品を参考にしながら、具体的に語り合います。また合評会を通して、ちょっとした視点の変化から一層、楽しめる歌劇の魅力をお伝えしたいと思います。(講師・記)

※以下のカリキュラム・スケジュールは現状の新型コロナウイルス感染拡大防止対策に併せて変更する場合があります。ご了承ください。

■10月
雪組公演。ミュージカル『CITY HUNTER』―盗まれたXYZ―(齋藤吉正脚本・演出)とショー『FIRE FEVER!』(稲葉太地作・演出)について。前物を例に改めて、宝塚歌劇107年の歴史を踏まえて、作品世界と宝塚世界の表現法を考察します。「清く正しく美しく」精神と「反社会背景ドラマ」描写が表裏一体の美学に昇華されるさまを検証します。ショーの魅力と新トップコンビについても。

■11月
星組公演。前月のテーマを継承して、宝塚歌劇の芝居世界に厳然たる魅力を発揮するサムライ主役の時代劇ドラマがなぜ、融合するのか? 宝塚剣豪秘録『柳生忍法帖』(山田風太郎原作、大野拓史脚本・演出)を参考に考えます。併演のロマンチック・レビュー『モア・ダンディズム』(岡田敬二作・演出)は、宝塚伝統のレビュー・スタイルの舞台芸術で、宝塚のあるべき魅力が結集された舞台。両作品の比較の上から宝塚の魅力を分析します。

■12月
東京公演を参考に<2021年の宝塚>を振り返ります。昨年早々から発生した新型コロナウイルス感染禍の影響で、本年も一部期間公演中止もありましたが1年間の本公演は実施されました。宙組、雪組、星組、花組、月組、宙組、雪組、星組の8本の本公演他、轟悠のラスト舞台『婆娑羅の玄孫』などの特別公演。そして、5-7月花組より生オーケストラ、7-8月月組より新人公演が復活。サヨナラ公演などを総括します。

お申し込み
日程
2021/10/23, 11/27, 12/25
曜日・時間
土曜 15:45~17:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 一般 13,299円
設備費(税込)
495円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

石井 啓夫(イシイ ケイフ)
1943年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。産経新聞社に入社、28年間、文芸、演劇分野に携わり、98年退社後、フリーな立場から新聞、雑誌他で執筆、講演活動を行っている。宝塚観劇歴51年。著書に「タカラジェンヌの妖精物語」など。日本演劇協会会員。