フランソワ・ヴィヨンの詩を読む もう一度読みたい名著

  • 宮下 志朗(東京大学名誉教授)
講師詳細

ヴィヨンは、「去年の雪は、いまいずこ」というリフレインなどで知られるフランス中世末の詩人。代表作は2000行余りの『遺言(詩集)』ですが、『形見分け』、バラードなどの雑詩篇以外に、「泥棒詩人」の異名にふさわしくアウトローの隠語で書いた詩(わたしには解読不可能)も書いています。今回は、彼の詩がいかなる形で残されているのかを、作品鑑賞とからめてお話しします。キーワードは定型詩・写本・活字本。なお、フランス語の知識は不要です。

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日程
2019/10/19
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

宮下 志朗(ミヤシタ シロウ)
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在は放送大学客員教授、東京大学名誉教授。専門はルネサンス文学、書物の文化史。1990年『本の都市リヨン』で、第17回大佛次郎賞(朝日新聞社)受賞。 2012年にはラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』の新訳(ちくま文庫、全5巻)を完結させ、2013年度の第64回読売文学賞研究・翻訳賞、ならびに第18回日仏翻訳文学賞(小西財団)を受賞。2016年にモンテーニュ『エセー』(白水社、全7巻)も完結させた。他に訳書としてミシェル・トゥルニエ『イデーの鏡』(白水社)など。