【WEB割】ブラック・ライブズ・マターとアメリカ 朝カルオンライン

  • 金井 光太朗(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

 アメリカは、ヨーロッパ人が「フロンティア」にやって来て入植したために旧世界と比べて民族や階級によらない包括的な社会であると想像されています。誰もが自由に競争し成功を求める社会です。しかし、アメリカがそのシステムの「アメリカ」になったのは19世紀の半ばでした。
 そのことをよく示すのは、本来コスモポリタンのセレブであり貴族のサロンでも人気者であったB.フランクリンが、セルフメイドの典型的アメリカ人として再評価されるようになったことです。他方、今やBLM運動で問われているように、自由参加には厳しい排除のシステムが存在します。ムハマド・アリはかつて愛国者のキャシアス・クレイとして、冷戦下に共産圏の強豪選手を破り金メダル獲得に貢献しましたが、帰国したとき人種による排除の現実に打ちのめされました。自らのアフリカ系出自に拘りながら、さらに病魔と闘いながら、ただ成功追求での包括ではなく真に多様性を包括する社会の実現に苦闘しました。包括と排除の下驚異的高度成長を続けたアメリカを知るために、この2人の人物を取り上げて考えてみたいと思います。(講師・記)


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日程
2020/10/1
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,960円
持ち物など
・当日、プリントを配布します。

講師詳細

金井 光太朗(カナイ コウタロウ)
1953年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はアメリカ政治史。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶應義塾大学出版会)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。