出雲の歴史と民俗

  • 出雲千家屋敷
  • 出雲大原神職神楽國譲り
  • 鈴木 正崇(慶応義塾大学名誉教授)
講師詳細

 出雲は大和とならぶ古代日本の聖地です。令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』(720年)が編纂されて以来1300年にあたり、展覧会やシンポジウムが企画されています。『日本書紀』に描かれているのは大和王権主体の歴史ですが、出雲には大和と異なる古い歴史があります。出雲に関しては、歴史学・神話学・考古学をはじめとする膨大な研究があります。
 今回の講座では、古代の神話を前提にしつつも民俗の変遷を考慮し、中世における仏教との関わり、近世の中期での神道化、近代の伊勢神宮との葛藤、大社教と千家、出雲神楽・佐陀神能・神在祭など多彩な民俗行事を含めて、「もう一つの出雲」を描きだす試みをしてみたいと思います。(講師記)

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日程
2020/6/25
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

鈴木 正崇(スズキ マサタカ)
1949年東京都生。慶應義塾大学大学院修了。文学博士。現在、慶應義塾大学名誉教授。日本山岳修験学会会長。著書に、『中国南部少数民族誌』(三和書房)、『山と神と人』(淡交社)、『スリランカの宗教と社会』(春秋社)、『神と仏の民俗』(吉川弘文館)、『女人禁制』(吉川弘文館)、『祭祀と空間のコスモロジー』(春秋社)、『ミャオ族の歴史と文化の動態』(風響社)、『山岳信仰』(中央公論新社)、『東アジアの民族と文化の変貌』(風響社)、『熊野と神楽』(平凡社)。編著に、『大地と神々の共生』(昭和堂)、『東アジアの近代と日本』(慶應義塾大学出版会)、『神話と芸能のインド』(山川出版社)、『東アジアの民衆文化と祝祭空間』(慶應義塾大学出版会)、『南アジアの文化と社会を読み解く』(慶應義塾大学出版会)、『アジアの文化遺産』(慶應義塾大学出版会)、『森羅万象のささやき』(風響社)。1997年慶應義塾賞、2014年木村重信民族藝術学会賞(民族藝術学会)、2016年秩父宮記念山岳賞(日本山岳会)。