いまだかつて聞いたことのない響き・フランス音楽

  • 松本 和将(ピアニスト)
講師詳細

主にドイツ音楽、たまにロシア音楽のスペシャリストである松本和将がフランス音楽について語る。門外漢だからこそ見えてくるさまざまな側面、特にこれまで情景的な感覚で捉えられることの多かったフランス音楽を物語としての論理性と音楽の構造から考えていく新しい講座。
第1回はフランスピアニズムの殿堂「ラヴェル:夜のガスパール」。ベルトランの詩集から読み解く詩的な面からは語り尽くされた感があるが、ラヴェルはそこから受けた印象をいかに構造に落とし込んだのか。「スイスの時計師」と言われた彼の限りなく精緻でしかも巨大なメカニズムを物語のように分析します。
第2回はセザール・フランクの名曲。世間の評価には全く動かされる事なく自分の道を貫いた哲人のような存在。神の存在を音楽に表そうとし続けた彼は、一体どんな語法を使ってそれを達成したのか。分析する事で見えてくる光と影とは。(講師・記)

■曲目(予定)
第1回 ラヴェル: 水の戯れ
亡き王女のためのパヴァーヌ
「夜のガスパール」よりオンディーヌ
第2回 ラヴェル:「夜のガスパール」よりスカルボ
フランク:「プレリュード、コラール、そしてフーガ」よりプレリュードとコラール

お申し込み
日程
2019/10/17, 10/31
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 7,040円 一般 8,360円
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

松本 和将(マツモト カズマサ)
倉敷市出身。東京藝術大学を経てベルリン芸術大学及び同大学院留学。日本音楽コンクール、ブゾーニ国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクール他、数々のコンクールで優勝や入賞。これまでにプラハフィルを始め多くの国内外のオーケストラや一流演奏家と共演。岡山県芸術特別顕彰、倉敷市芸術文化栄誉章、福武文化奨励賞、マルセン文化賞、エネルギア音楽賞受賞。現在、くらしき作陽大学特任准教授、名古屋音大客員准教授。