ラフマニノフ・ピアノソロ作品全曲解説2

  • 大嶺 未来(ピアニスト)
講師詳細

 ラフマニノフ(1873-1943)の音楽は「弾くのも聴くのも難しい」と思っていませんか?最高峰のヴィルトゥオーゾとロマンティックな抒情性を併せ持つラフマニノフのピアノ作品は、日本では紹介される機会が少ないですが、知れば知るほど魅了されるはずです! 「ラフマニノフ・ソロ作品全曲解説(全7回・半年に1回)」では、ラフマニノフのソロ作品を奏破した大嶺未来が、各回のテーマに沿った作品群を、演奏と共に紹介していきます。

 Vol.2では、初期作品の中で最も充実し偉大なるラフマニノフを期待させる名曲「楽興の時」と併せて、知られざるラフマニノフの小品群を、演奏と共にご紹介します。初めてのピアノ曲「無言歌」、op.1にもなりえた小品、学生時代の作品、祖国ロシアで書いた最後の小品など、演奏会では取り上げられる機会が少ないフーガやカノン、抒情的でロシア・ロマンティズムを湛えた美しい小品は必聴です。

♪予定演奏曲目♪ (曲目は変更されることがあります)
ラフマニノフ:楽興の時op.16 より 1. 変ロ短調 4. ホ短調
無言歌 ニ短調 / 東洋のスケッチ
4つの小品より 1.ロマンス
3つのノクターンより 1. 嬰へ短調
4つの即興曲(アレンスキー、グラズノフ、ラフマニノフ、タネーエフ共作)他

この講座は終了しました
日程
2019/4/6
曜日・時間
土曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,456円 一般 4,104円

講師詳細

大嶺 未来(オオミネ ミク)
沖縄県出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学在学時に、ワルシャワ・ショパン音楽院(ポーランド)に留学。2006年同校を首席卒業。首席卒業生に贈られるマグナ・クム・ラウデ賞受賞。2010年ベルリン芸術大学(ドイツ)ディプロマ課程を最優秀の成績で卒業後、2012年同大学国家演奏家資格課程修了、ドイツ国家演奏家資格取得。
 これまでに庭野佐知子、下田幸二、辛島輝治、ピオトル・パレチニ、故エレーナ・ラピツカヤの各氏に師事。
 アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール(ポーランド)、サン・セバスチャン国際ピアノコンクール(スペイン)優勝を始め、アンドラ公国国際ピアノコンクール3位(アンドラ)、アントゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール3位(ドイツ)、ザイラー国際ピアノコンクール5位(ドイツ)、ルイス・シガル国際音楽コンクール・チリ現代作品最優秀演奏賞(チリ)、ヴィオッティ国際音楽コンクール・ソロプティミスト賞(最優秀女性演奏者賞)(イタリア)、プラハの春国際音楽コンクール・特別賞(チェコ)など数々のコンクールで上位入賞、2005年ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)・セミファイナリストディプロマ賞を受賞。2009年度ベルリン最優秀学生に贈られるスタインウェイ・ベルリン賞受賞。ポーランド、ドイツ、ベルギー、スペイン、クウェート、キプロス、アメリカなどでリサイタルを行い、国際音楽祭での招待演奏、ワルシャワ交響楽団を含む著名なオーケストラとの共演も多い。
 2010年帰国後は東京に拠点をおき、東京オペラシティ・リサイタル(2011年)、PTNAピアノコンペティション課題曲CDの演奏収録ピアニスト(2012年)、ポーランド広報文化センター主催によるショパンリサイタル(2015年神戸)などで好評を博す。また、トークコンサート、学校クラスコンサートを全国各地で行っている。これらの活動が評価され、2014年度沖縄タイムス芸術選賞・洋楽邦楽部門にて大賞受賞。近年ではラフマニノフ作品に取り組み、ラフマニノフ全曲演奏シリーズ(2013~2016年東京・全6回)にてソロ曲奏破、CD『ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39』は、レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズBOX推薦盤、音楽現代準推薦盤に選ばれた。現在、尚美学園大学非常勤講師、各コンクール審査員として後進の指導にもあたっている。