クチャ族の信仰と造形 ザ・シルクロード
  • 教室開催

  • キジル石窟第8窟寄進者
  • クムトラ石窟五連洞
  • キジル石窟
  • 中野 照男(東京文化財研究所名誉研究員)
講師詳細

 西域のクチャに拠った亀茲国では、根本説一切有部という部派仏教を信仰するかたわら、鳩摩羅什という大乗仏教の高僧を生み出しました。 当時の亀茲仏教の状況はどのようなものだったのでしょうか。 石窟壁画に描かれた亀茲国の王族や貴族は、石窟造営の積極的な担い手でした。 壁画を手がかりに、彼らの信仰や生活を探ってみましょう。またクチャに安西都護府が置かれ、唐の兵士や役人、商人たちが入ってくると、クチャの石窟造営の担い手ががらりと変わりました。 その変化が石窟の形式や壁画の画題にどのような影響を及ぼしたのか、壁画の分析を通して考えて見ましょう。(講師・記)

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2022/8/31
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 4,510円
設備費(税込)
165円
持ち物など
〈テキスト〉NHK出版 『シルクロードの世界』(ISBN:9784140817742)
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

中野 照男(ナカノ テルオ)
1950年生まれ。1973年九州大学文学部卒業、1978年九州大学大学院文学研究科博士課程中退、1978年東京国立博物館研究員、1992年東京国立文化財研究所美術部第一研究室長、その後、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所副所長、成城大学文芸学部第二世紀特任教授を経て、現在東京文化財研究所名誉研究員。専攻分野は、東洋美術史、とくに中央アジアの仏教美術史。主な著書:『中国石窟 クムトラ石窟』(共著)1985年 平凡社、『仏画の見かた 描かれた仏たち』2001年 吉川弘文館など。