米ソ冷戦と文化戦略 東西冷戦終結30年

  • 渡辺 靖(慶応義塾大学教授)
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冷戦時代、アメリカとソ連はそれぞれ自由主義圏と共産主義圏の盟主として自らの文化・価値・政策の魅力と正当性をアピールし、国際世論のハート&マインド(心と知性)を勝ち取ろうと競い合いました。本講座では、前半部分で、そうしたソフトパワー戦略の視点から米ソ冷戦を振り返ります。そして、後半部分では、冷戦終結後、「アメリカ一極構造」「単独行動主義」などへの批判が世界各地で高まり、反米主義の動きも顕在化するなか、アメリカの対外文化戦略がいかに変容してきたかを考察します。私たちはそうした文化戦略からどこまで自由でいられるのか。皆さんと討論できればと思います。(講師・記)

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日程
2019/12/8
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円

講師詳細

渡辺 靖(ワタナベ ヤスシ)
慶應義塾大学SFC環境情報学部教授(文化人類学、文化政策論、アメリカ研究)。1967年生まれ。90年上智大学外国語学部卒業後、92年ハーバード大学大学院修了、97年Ph.D.(社会人類学)取得。ケンブリッジ大学、オクスフォード大学、ハーバード大学客員研究員を経て、2006年より現職。2005年日本学士院学術奨励賞受賞。著書に『アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶応義塾大学出版会、2004年、サントリー学芸賞、アメリカ学会清水博賞受賞)、『アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所』(新潮社、2007年)、”The American Family: Across the Class Divide”(Pluto Press & University of Michigan Press,2005)など。2016年9月刊行『熱狂の王 ドナルド・トランプ』で解説。最新刊は『リバタリアニズム』(中公新書)。