ルネサンスの異教秘儀
  • 教室開催

  • 前田 耕作(東京芸術大学客員教授)
講師詳細

 ヨーロッパにおける〈異教秘儀〉の問題はつねに文化の成り立ちに対する根源的な反問となってきました。講読のテキストとして選んだエドガー・ウィントの本書は、20世紀においてこの問題をもっとも深く鋭角に追考した書物の一つです。
 ウィントは1900年、ベルリンでユダヤ商人の子として生まれ、20歳のとき、当時まだ少壮の美術史研究家であったエルヴィン・パノフスキーと出会い、その指導をを受けました。ウィントが知的形成を始めた1920年代のドイツは、〈ワイマール文化〉という多彩な時代でした。彼が決定的な影響を受けるアビィ・ヴァールブルグと出合ったのも1927年のことです。
 本書は、後年アメリカに居を移した後のオハイオ州オバーリン・カレッジでおこなった最初の講義がもとになっており、1958年に書籍として出版されています。〈秘儀の豊穣〉を説いた本書を、共に紐解いてみませんか?(講師・記)

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注意事項

・感染症拡大状況を鑑み、2/22は休講→4/12補講(2/21更新)
・総パン掲載の曜日・時間・日程から異なります。

日程
2022/3/8, 3/22, 4/12
曜日・時間
火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
〈テキスト〉エドガー・ウイント著、田中英道ほか訳「ルネサンスの異教秘儀」(晶文社、ISBN 4794923821)
※適宜コピーを配布するので書籍購入は必須ではありません。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

前田 耕作(マエダ コウサク)
1933年生まれ。名古屋大卒。東京藝術大学客員教授。専攻はユーラシア文化史。1964年名古屋大学アフガニスタン学術調査団に参加、以後数回にわたり、アフガニスタンの仏教遺跡の調査に従事。著書に『巨像の風景』(中公新書)、『バクトリア王国の興亡』(レグルス文庫)、『宗祖 ゾロアスター』(ちくま新書)、『ディアナの森』(せりか書房)、『アフガニスタンの仏教遺跡 バーミヤン』(晶文社)、『アフガニスタンを想う』(明石書店)、『玄奘三蔵、シルクロードを行く』(岩波新書)、『パラムナード』(せりか書房)ほか多数。